多良間島　観光サービス

我が家で夕食中、スツウプナカの囃し歌が聞こえてきました。
どうやら、無事に終わった事を祝って何人かで盛り上がっているようなんですが、この囃し歌の最後の部分「ヒーヤヤッカヤッカヤッカ・・・・・」になるとうちの家族全員が笑ってしまうのです。

と、言うのも
スツウプナカはナガシガー・フダヤー・パイジュニ・アレーキジュニの４箇所で神事を執り行います。
通称「ヤッカヤッカ」と言われるくらいですから、囃し歌の締めくくりは「ヒーヤヤッカヤッカヤッカヤッカ・・・・・」が普通なのですが私たち家族が所属しているアレーキジュニは「ヒーヤ！ハーヤ！ハーイ！」で終わるのです。
つまり私たちから見れば「ヒーヤヤッカヤッカヤッカヤッカ・・・・・」がおかしくて、つい笑ってしまうのです。

なぜ、アレーキジュニだけが囃し歌の締めくくりが変わるのかについては、よくわかっていません。
一説によると「アレーキは最後だから、ヤッカヤッカヤッカ・・・・・・とフェイドアウトさせないようにと、他と変えて、なおかつ切がいいようにヒーヤ！ハーヤ！ハーイ！になった。」と言われていますが本当かどうかもわかりません。

民俗学などに興味がある方には、面白いかもしれませんね。